スプラウトとは

2012年5月11日

スプラウト(Sprout)とは、植物の種子を発芽させた新芽のことです。
発芽野菜の総称で、食用として流通している「もやし」や「かいわれ」もスプラウトです。

スプラウトの歴史は長く、今日では栄養面も注目されており、

グリーンマッペの種 緑豆もやし8日目

スプラウトの種類

スプラウトは、育て方や食べる時期によって、分類されています。
暗所(植物が土の中で発芽する性質があるため)で種子を発芽させ、発芽後に光を当て(グリーニングと呼ばれる)育てます。

もやしタイプ

日に当てずに育て、緑化させない。
大豆もやし、黒豆もやし、アルファルファなど。

中間タイプ

もやしタイプとかいわれタイプの中間の育て方をする。
日に当てずに発芽させ、緑化させる。

かいわれタイプ

日に当てずに茎が伸びるまで育て、緑化させる。
ブロッコリースプラウト、マスタードスプラウト、ムラサキキャベツスプラウト、豆苗など。

発芽したてのもの

発芽後すぐに種のまま食べる。

家庭で育てるスプラウトとは違い、生産工場では規模も大きく、衛生面での管理や品質の管理にも配慮していることがわかります。

スプラウトを家庭で栽培するには

スプラウト用の種子が手に入れば、家庭でスプラウト栽培することができます。

水栽培なので、土を用意する必要がなく、専用の容器がなくても、家庭にあるビンや容器などで育てられます。

手間をかけて育てることになりますが、自分が安心できると思う種を手に入れ、衛生面に気をつけて育てれば、短期間で収穫でき、植物が育つ様子を楽むことができます。

子どもが小学生になると授業で植物を育てるようになります、小学3年生からは理科の授業の影響で植物への関心も高くなるので、子どもが目にする場所でスプラウトを育ててあげると、よい刺激になると思います。一工夫すれば夏休みの自由研究のテーマにも、向いています。

小鳥や小動物などのペットの食べ物用として、飼い主さんがスプラウト栽培をしている様子も目にします。